新型インフル発生と認定、厚労相が声明発表
人も金も惜しまずに豚インフル対策に突っ込むのだそうだ。
メキシコ発の豚インフルエンザは、人→人感染が発生しているようなのでエライ騒ぎになっているが、どのくらい毒性が強いのかってのはまだよく分からない。
メキシコあたりの不衛生で、貧乏人は医者にかかれない環境と日本とでは環境が違いすぎるので、死者が出ているとは言っても単純に比較は出来ない。
また、メキシコでの豚インフルエンザの発生は、既に3月時点で判明していたけど、対策されずにスルーされてきたという噂\もある。
先月までスルーしていたけど、BIG3の再建案が出たタイミングで急に大騒ぎになるというのもなかなか興味深い。
中国発の鳥インフルエンザが懸念されていた今年の冬には、日本は実に暢気だった。
アメリカがワクチンや抗ウイルス薬をどんどん備蓄して、企業にも対策マニュアルを作るようにハッパかけてたのとは対照的に。
中国からの距離から言っても、貿易の密度から言っても、日本は冬が乾季でインフルエンザが流行りやすいことから言っても、今の豚インフルエンザより、冬場の鳥インフルエンザの方が日本にとってははるかに脅威。
豚インフルエンザのワクチンを製造するのに注力すると、通常のインフルエンザのワクチンの生産が落ちるので、その方がむしろまずいというニュースもある。
アメリカの方の夏が乾季になる地域や、これから冬に向かう南半球では、今回の豚インフルエンザはけっこうな脅威だと思われるが、日本にとっては直接はそんなに危ないものではないように思える。
日本にとって本当に危なかった中国発の鳥インフルの時には、中国やベトナムで死者が出ていてもスルーで、USAの隣のメキシコで死者が出たら、政府をあげて最優先で対応すると言い出すあたり、やはり日本は主権在米の国だなと思える。
しかし、イスラム諸国は豚を食べないから家畜としても持っていないはずで、豚インフルエンザが発生する可能\性は非常に低いはずだが、この豚インフル騒動で、アメリカは中南米からの移民や季節労働者は制限して、代わりに中東やインドネシアから入れるといった労働力シフトをするのだろうか?
メキシコでの豚インフルが、発生してしまったものなのか、発生させたものなのか。中国の鳥インフルが、本当にあの程度の規模だったのか、発生する予\定だったけどさせなかったのか。
インフルエンザが先なのか、入国制限が先なのか、なんとも興味深い現象だ。
■新型インフル発生と認定、厚労相が声明発表\
(読売新聞-04月28日07:13)